doniti 日誌

( おもしろき こともある世を おもしろく)

寝ながら考える

 

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 エライ人たちが「どこへも行くな!」というから、退屈だ。

 それで、ネットニュースなどを寝ぼけ眼で見ている、という按排。だけどそのうち、なんか変だなあ! と思い始めた。

 国のエライ人も東京のエライ人も、「外出するんじゃあねえ、おとなしくしてろ!」だけしか言わない。それを聞いて、まじめ日本人だから几帳面に守って極おとなしくしているが、これが効果があったのかなかったのか、さっぱりわからない。エライ人も何も言わない。

 更に、こういうエライ人が、こういう手を打ってこの危機を収束させるのだ、などということは一切言わない。ただ「表に出るな」と「お前らの税金をばらまくのだ」ということしか言わない。なので、

 

 

 エライ人は、何か隠してんじゃあねえの? 何にもほんとのこと言って無いんじゃねえの? とだんだん不信感が募ってきた。そして、感染者の発表を見ると、なんだかちょろちょろと小出しにしているような気がしてきた。

 そこへもってきて、下のようなネット記事が目に入ったのだ。

 

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、在日米国大使館は3日、米国に住んでいるが一時的に日本を訪れている米国民に向け、直ちに帰国するよう求める注意情報を出した。 大使館がウェブサイトに掲載した注意情報は、「日本政府が検査を広範には実施しないと決めたことで、罹患(りかん)した人の割合を正確に把握するのが困難になっている」と指摘。「今後感染が急速に拡大すれば、日本の医療保険システムがどのように機能するのか、予測するのは難しい」として、持病を持つ人がこれまでのような日本の医療サービスを受けられなくなる恐れがあると警告した。「朝日新聞

 

  

お笑いトリオ、森三中大島美幸(40)の夫で放送作家鈴木おさむ氏(47)が4日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスに感染していることが分かった妻の相方、黒沢かずこ(41)について「病院行っても、検査してくれなくて、粘って粘って、頼みこんで、やっと今週水曜日検査してくれたんです!」と伝えた。

サンケイスポーツ - 2020年4月4日」

 

 

 うーむ! わが愛しき日本では、コロナと疑わしきものは、「検査をしない」のかと思う。だから感染者数が変に小出しになるのだろうか。きちんと検査する体制にあれば、もしかして現在発表の数倍以上になるのでは? と疑う。

 たった2つの例を引き合いに出して、「鬼の首を取った」つもりは毛頭ないけれど、この国のエライ人がこの危機に臨んで何をやっているのかが、サッパリ見えない。国のヒトは税金バラマキに懸命なだけだし、都のヒトはジシュク、ジシュクというだけだし。

 

 それにしても、疑わしきをキチンと検査する体制がないのはどうしてだろう。ふと思う、「知らしむべからず、寄らしむべし」という言葉があったなあ。元の論語の意味合いはともかく、江戸時代が頭に浮かぶなあ。

 

 

 しかしながら、しばらくの間、ご命令のとおり極ごくおとなしく従順にしていようと思う。ただ困るのはその鬱憤をどこに吐き出せばいいのやら。一緒に居る人しか吐き出し口はないけれど、そんなことをした日にゃあ、殺されるゾ。