このご時世でも、散歩だけはしている。
家の中で自粛といっても、自ずから限度があり、そうそう言う通りにはいかない。
で、近所の散歩には出かける、のだが、道を歩いていてマスクをしていないと、すごい目つきで睨まれる。この目が怖いから止むなく家に籠る、という人もいるらしい。
政府、行政の無為無策により、こうなってしまった以上は、何よりもストレスを開放することだと思う。いったん収束しても、その後の社会がどんな姿を現すのか、想像もできない。のだから、ゆるゆると考えた方がいいんじゃないだらうか。
そこで道っ端の小さい花を見て歩くことにした。とは言っても、まずは名前を知らない。名を知らぬは、ものを知らぬと同意義、せめて名を知りたいと思う。ところが、歳をとると物覚えが悪くなり、ついでにたちまち忘れる。
ピンボケだけれど、これが分からない。小さな図鑑を見ると「ノゲシ」の類のように見える。花の直径は1cmもないような、ごく小さいけれど、なんだか道端では目立った。葉っぱはタンポポみたいだけれどなあ。
これがまた、ごく小さな花で、よう解らん。花は5mmぐらいかなあア、わがバカちょんカメラでは小さすぎて、写らない。長い望遠レンズでもあれば、きちんと映してみせるのだ、と負け惜しみ。
これは又、全く想像すらもできない。こんなへんてこりんな花が、この世に存在していていいものだろうか? まあ、オレのようなヘンテコりんの人間が存在しているのだから、花ばっかり存在してはならぬ、という理屈はないよな。
これも図鑑でさんざん探してみたけれど、分からんチン。花そのものが意外ときれいなので、園芸品種かとも思うけれど、それにしては直径がせいぜい1cm程なので、道っ端の草花だと思うんだけど。
これはたぶん分かる。踊子草だと思う。ヒメオドリコソウといって、これのごく小さい赤っぽい花がある。花の形がよく似ている。ヒメが付くほうが無論小さくて、花を見るのが大変だ。ところで、これはなんで白っぽいのだろう。
これも全く分からず。花の直径はせいぜい2cm、これもタンポポの花に似ているが、葉っぱがタンポポとは違うように見える。似ている花が多くて覚えきれないのが、くやしいと言えば悔しい
これまた、ハレーションを起こして花色が不鮮明だけれど、紫がかった白だったと思う。花びら(だと思うが)9枚もあるのが変わっている。まさか「キクザキイチゲ」じゃないだろうなあ! めったにない花だと聞いている。
この後はおまけの画像。
竹の塀の間から、にょっきり!
珍しい花の、シャクナゲの色。
可愛いな! (ボケけているのは、目いっぱいのズームだから)
最後はこれでどうか!!
八重桜散り敷き 季節はもう初夏
案外、暑いのがいい。