doniti 日誌

( おもしろき こともある世を おもしろく)

2022-01-01から1年間の記事一覧

兆しを探せ

春は名のみの、風の・・・寒くない日。 兆しは如何に。 土手に上がると、春霞にけぶる河原は茫々とススキが連なり、とても春には程遠い景色なのだった。しかし油断はできない、季節の変わり目のその変化は、しばしば思いもよらぬ急ぎ足であり、ぼやぼやして…

寒の空へ

また引き籠らざるを得ず、仕方なくちょこっと散歩。 河川敷の運動公園には、少年野球のグランドが幾つか連なっており、片隅の枯れた芝原に老人たちが5,6人、夢中で紙飛行機を飛ばしている。厚紙で20cmぐらいの飛行機を作って、ゴムひもを引っ掛けて上空に飛…

五感を澄ませろ

このコロナの真っ最中に電車に乗って、歩きに行くなんて! 何考えてるの! バッカじゃない! 然らば電車に乗らなきゃいいわけだ、フン! 乗らなくたって歩けるわいッ! 啖呵を切ってはみたものの、と、なれば何回となく歩いた道を又歩かねばならない。止むを…

歩いたことがない道、また

正月は、酒ぶっくらいのゴロチャラ。 結果、腹出た。・・・ふ~む、歩かねばならぬ。 八高線、箱根ヶ崎駅下車。ここは東京の「市」ではない、「町」なのだ。すなわち東京都西多摩郡瑞穂町。江戸時代、石灰輸送を担う青梅街道の箱根ヶ崎は宿駅としてに賑わっ…