doniti 日誌

( おもしろき こともある世を おもしろく)

歩く会

木蓮に冷たき風や隅田川

今月の「歩く会」は隅田川の橋巡り。とは言え、またしても風がどっと来る。 集合は築地本願寺。最寄りは地下鉄「築地駅」だけれど、おら、そったらどこ知らね、なので下車してきょろきょろ本願寺の案内板を探した。無事見付けたので本願寺の正面にたどり着け…

野仏や旧街道の春立つ日

久しぶりの「歩く会」、今回は「参詣の道・大山道」の長津田宿あたりを歩く。 案内役は女性、シャキシャキの江戸っ子。 神奈川県の丹沢大山(1252m)は、雲を招き雨が多いことから、あふりやま(阿夫利山、雨降り山)と言われ、奈良時代から信仰の山とされ…

冬空の清すがしきに鷺白し

今月の「歩く会」は野川。冬の日が妙に温かい。 野川は国分寺崖線に沿った湧き水を集めた川で、遊歩道や植栽が整備され、多摩地域の住民には慕わしい散歩道。この川べりを我らの「歩く会」も何度か歩き倒しているが、今日はまず、川べりにある深大寺に立ち寄…

緑も雨も滴るほどに

今回の「歩く会」、テーマは「武蔵野の戦争遺跡」 滴る緑の若葉に雨も滴り、でもしかし意義深かった。 細かい霧のような雨が頬を濡らすけれど、傘を差したり差さなかったりして、三鷹駅北口から歩き始めた。昔の「中島飛行機工場」へ続く引込線の跡地の遊歩…

春は野川で

今回の「歩く会」は野川。 野川は国分寺崖線に沿って、(主に)湧水を集めて多摩川に合流する小さな流れ。 野川の流れ出しは、国分寺駅近くの日立研究所内「大池」と、古代国分寺跡近傍の「真姿の池」と言われているが、途中から国分寺崖線の他の湧水を集め…

春やはる将軍様の城下町

今月の「歩く会」は、皇居ならぬ「江戸城ぐるっと」。 東京郊外に住んで長いけれど、江戸城をつぶさに意識したことがなかった。 自分が住んでいるところの、ど真ん中ぐらいはちゃんと見ておかなくちゃあなあ。 実は、宮部みゆきさんが著書『平成お徒隊』で歩…

春まだ寒き内藤新宿

今回の「歩く会」は、内藤新宿、要するに新宿区。 今まで江戸4宿のうち、千住宿、板橋宿、品川宿を歩いたが、その最後を飾る。 宿場は四谷大木戸から新宿追分(現:新宿三丁目付近)まで新宿御苑を含め、甲州街道に沿っておおよそ東西1㎞という。開設を願い…

古道、布田の道を歩く

今月の「歩く会」は、「布田みち」。 前回の「谷戸のみち」に引き続き、小野路から歩いて町田市北丘陵を横断する予定。 多摩センター駅に集まった18名、いずれも元気はつらつ。曇り予報だった空が、なにやら全面的に晴れて弩ピーカンらしいから、それだけで…

谷戸のみち

今月の「歩く会」は、多摩丘陵の一部「町田北部丘陵」。 隣り合わせの多摩ニュータウンとはがらりと様相を異にして、鄙びた佇が残る。 10時、集合地の小田急・唐木田駅前、初冬の陽ざし燦々として、浮き浮き、にこにこ、16名の笑顔が集まった。晴れ渡った空…

そぼ降る雨の隅田川

月1回の「歩く会」の当日、ふたを開けてみれば、 快晴の予報だった天気がドンガラガッタでひっくり返って雨! 予報、いい加減にしろよな! 気分はうっとうしいけれど、ともかくも両国橋に向かって歩き始めた。隅田川にはごっちゃりと橋が架かっているから、…

石神井川~板橋宿へ

だいぶ涼しくなってきたので「歩く会」再開。 今回は石神井川の岸辺を辿って板橋宿へ行くそうだ。 今回のコースはk氏が初めて設定を担当し、それをいつものⅠ氏が強力にバックアップして作成したという。いろんな人が様々な立場でコースを設定してくれるのは…

ハケの湧水さらさらゆくよ

歩く会の日 今回はハケ(崖)と湧き水がテーマ。 東京、多摩地方は土地が平らなようで平らではない。 実は階段状になっているのは、多摩川がだんだん南東の方へ横ずれして流れたからだとされ、ならばそれを実感してみようという魂胆で、立川駅に20名が集まっ…

玉川上水を歩く

今日は久しぶり「歩く会」。3回目接種が済んだからだろうか、笑顔の14名集合。 ときは紛れなき春のピーカン、日差しはきらきら、空気はぽかぽか、これで笑顔でなかったなら、よほどのペシミスト。集まったのっけからわいわい、あはははと話に花が咲く。玉川…