doniti 日誌

( おもしろき こともある世を おもしろく)

2021-01-01から1年間の記事一覧

助かったァ!

今年最後の、温かくて穏やかな日、だと予報が言うから出かけることにした。 玉川上水の羽村堰まできて、ここから玉川上水の流れに沿って下る・・・かと思えばぎっちょん! なんと対岸へ渡ってしまうのだ! 今回は少しばかり丘陵の尾根道を歩く積り。その中に…

歩いたことがない道

まだ歩いたことがない道を歩きたいと思った。 のだけれど、車ぶんぶんの街道や街の中、まして山の中はつらい。車が少なくて家が少しあって、どちらかと言えば淋しい道がいいように思う。で、地図を探してみたら恰好の道があった。これがよさそうだから、ここ…

秋深し

秋がぐんと深くなって、そろそろ冬眠しなくちゃ! 冬眠する前に、久しぶりに丘陵の尾根道を歩いて来ようと思う。とは言っても、一番手前に見える、うんと低い尾根だから楽ちん…の筈が…尾根に登るのに何度も休んで、そうして息をと整えねばならぬ、という情け…

こころのふるさとは?

秋が深まり静かで穏やかな日々が続く。最近脳に関する本を読んだ。 脳は、心臓や胃のような臓器のひとつなのだろうが、これら臓器のようにその働きが十分には解明されてはいないように思う。どの部分がどんな働きをし、その働きのしくみがどうなっているのか…

蕨宿・浦和宿巡り

11月の「歩けサークル」は、宿場巡りで「蕨宿」へ。 中山道の宿場は、京に向かって江戸の板橋宿の次が浦和宿なのだが、この間14㎞と長いので、間に蕨宿を作ったということらしい。けれど宿場規模は家数430軒で、浦和、大宮宿をしのぐものだったという。 蕨駅…

狭山丘陵の北辺

東京、多摩台地。その北西隅に小さな丘陵がある。狭山丘陵(東西11㎞、南北4㎞)。 標高は200m程度、東西に延びて周りを住宅の海に埋められ、そこに孤島のように浮かんでいる。丘陵の中に東京の水道貯水池、多摩湖と狭山湖があり、南側には細長く横田基地の…

秋日和り

我らのクラブもいよいよ活動再開、実に3か月ぶり。 でもって、今回はハイキング。それも遥か神奈川県の西、小田原に近い秦野市へ。いやはや、小田急の秦野駅まで随分と乗りでがある。前夜の地震の影響が残り、鉄道はどこでもダイヤがめちゃくちゃ、というお…

久しぶり野川

数年ぶりになるけれど、野川を歩いて来ようと思う。 野川は、国分寺崖線の直下を流れる、湧き水を主体とした川であり、その湧き出しから追いかけて見ることができるので楽しい。果たして数年ぶりの野川は変わっているのか、相変わらずなのか、いささか楽しみ…

平井川の岸辺

あの鬼のような日中の灼熱も和らぎ、だいぶ涼しい風が吹くらしい。 で、散歩に行く。久しぶりに平井川の岸辺でも歩こうか。平井川は、その源が日の出町の山中「つるつる温泉」辺りにあり、さらさら流れ下って多摩川に合流する。変哲もない小さな川だが、春は…

散歩さ行くだ

秋雨前線が冷たい空気を連れて居座り、うすら寒い日が続いた。 空に毎日黒雲が広がり、湿っぽい空気が重く垂れこめ、それまでの真夏の、35度の気温が一気に20度。とんでもない話であって、手も足も出ない。布団に潜り込んで恨めしげに空を仰いで、めげていた…

奇妙な夏

先ごろまで居座っていた前線はほんとに奇妙な奴だった。 夏のど真ん中だというのに、のこのこ出しゃばってきて居座り、大雨と長雨を運んできた。秋雨前線かと思ったが、挨拶もなしにどこかに消えたうえは、夏と秋の交代ではなく、気まぐれ前線だったらしい。…

カタツムリの哀れ

最近いろんなものに閉じ込められると思ったら、今度は前線に閉じ込められた。 と言っても被害が出るほどの閉じ込められ方でなかったのが幸い、まあ、散歩ができなかった程度だから、決して威張れるものじゃない。そんなわけで散歩も休んだり休んだり、ときに…

閉じ込められて

東京のコロナが感染者が、放物線の上り線みたいにすごいことになっている。しかしエライ人は、出るな騒ぐな静かにしろ、というだけで何もしないらしい。 追っかけて鬼のような猛暑が連日続いた。日中、下手に表に出た日にゃ、炙り殺されそうな気がする。それ…

五日市憲法草案の地

東京の西のはずれ、電車の行き止まりに五日市という街がある。 この街では、明治私擬憲法草案が起草され、山奥の土蔵に眠っていたのを昭和になって発見され、その先進的な規定が一時期話題になった。草案を作ったのはこの街の青年たちであり、その面でも注目…

梅雨晴れる

山道を登りながらこう考えた。 することがないと言って何もしないのは馬鹿である。することに事欠いて、行く先も決めずににふらふらするのは阿呆である。馬鹿と阿呆をこき交ぜて、素知らぬ顔で山道を歩いている。 山道と言っても、古い城址に連なる低い丘陵…

府中漫歩

駅から南へ少し歩くと天満宮の森に突き当たる。 今日は久しぶりの皐月晴れだが、空に薄い絹のような雲が広がっていて、この時期の鬼のような陽ざしを和らげてくれるだろう。湿った空気が淀んでいる森蔭の階段を下りていくと、境内に二人ばかりの人影がちらち…

散歩四歩

散歩に行く途中、下車駅から歩いてコンビに立ち寄った。 昼飯のおにぎり、これは絶対不可欠。傘忘れても弁当忘れるナ、と言われている。雨はなんとかすれば何とかなるが、昼飯が無かったら確実にへたばる。ましてその空腹感は鬼の如くであり、精神的ダメージ…

新緑の相模(旧甲州街道・相模湖~上野原)

ちょっと中断していた「旧甲州街道歩き」、温かくなったので再開。 長い街道、どこまで行けるか分らないけれど、ま、行けるところまで。 旧街道歩きは日本橋から始めるべし、という気もするが、ビルの谷間をひたすら車の排ガスと歩くっていうのもなあ! と思…

おあずけ1年:青梅宿から

中断していたサークル活動がやっとこさ再開。 このコース、以前にここへ書いたかもしれないが、 忘日、古い企画のほこりを払って、今回は案内役。 青梅駅から旧青梅街道を西へと辿って、沢井まで歩いてみっか、という企画だけれど、なにしろコロナのため、遅…

歩き始めの春(サークル発進)

自粛していたサークル活動発進、春真っ盛り。 集合駅に9名参集。なんとなく全員が心浮き立っている様子。だろうなあ! 今日はぬくぬくのの上天気で、桜、桃、雪柳、連翹、そして草の花、ぜえ~んぶ一斉に咲いて、緊急事態宣言解除もあって、気分は解放されっ…

さんぽみち、再三

食っちゃ寝ばかりだと腹が出て困る。 では、どこへ行こうか、久しぶりに谷地川のほとりを歩いてみよう。あきる野の丘陵に端を発し八王子へ抜けて多摩川に注ぐ。文字のとおり丘陵に囲まれた谷地地形だが、最近太い道路が通って、昔の鄙びは失われた。なんとな…

さんぽみち、また!

河川敷公園の山茱萸と河津桜 時に暖かい日があって、花なども咲き始め、そわそわするから表に出る。 コロナに用心、電車に乗らないくてもいい散歩道を選ぶ。いきおい、川の岸辺をうろちょろすることとなってしまうが、止むを得なければ仕方がないので、もう…

てすと です

面倒なスマホの乗り換えは、なんとなく簡単に済んだ。前回は訳の分からんごちゃごちゃで、頭が三角になったから、今回も覚悟したが販売店に行って、ちゃちゃっと済ました。 それで、スマホからブログを書いてみたが、やりにくい。なにしろ文字打ちに慣れてな…

さんぽみち

狂おしいほど温くとくなるという。で、いつもの散歩道。 いつの間にか沈丁花の花が咲いて、香り。 春の沈丁花、秋の金木犀。どっちかといえば金木犀、遠くから香る。 一気に春の兆し。季節的にはまだ冬だけどいいのかなあ。あちらこちらで梅が満開。紅梅も白…

小仏よろよろ(甲州街道・小仏バス停~相模湖)

高尾駅の改札を出たら、ちょうど小仏行のバスが発車していった。 あと20分近く待たねばならない、やんぬるかな、やむを得ざれば、駅付近をぐるっと回って時間をつぶし、そしてバス待ちの列に並んだ。ほとんど風もなく、立春を過ぎた陽ざしは眠気を誘うほどぬ…

裏高尾、早春(甲州街道・高尾駅~小仏バス停)

こっそり電車に乗って、高尾駅で「したっ!」と下車。 小仏峠に至る裏高尾の道は旧甲州街道であり、丘陵の谷に挟まれた細い道だから、嘘のようにのんびりしていてる。梅の隠れた名所でもあるらしいが、この時期では少し早いかもしれないなあ。ともあれ今日は…

春の兆し

いつまでも頭上に黒い雲が覆いかぶさっていて、大いに鬱陶しい。 政府の、遅きに失しかつ不徹底なる対策が、この憂愁の元凶ならんや。こんな訳の分からんコロナなるもので、空しくなってたまるものか、わが身は自分で守れ! 故に当面の心得二つ。コロナに罹…