doniti 日誌

( おもしろき こともある世を おもしろく)

2019-01-01から1年間の記事一覧

今年の場所

秩父を巡って ( ウェブサイト・「ジオパーク秩父」より拝借) 今年ふらふらした場所のなかで、印象に残っているのが意外や秩父。 秩父と言えば、爺様にとっては観音巡りとなりそうだがさにあらず、地層巡りなのだ。夏も終わりごろ、車でぐるっと一巡りして…

千住宿ひと巡り

千住宿ひと巡り(2) 北千住駅前の飯屋さんで、ワインなどこっそり2杯も飲んで昼飯をしたため終わり、さて午後の部に入る。今度は旧日光街道を南下して南千住駅の方へ行くらしい。 ⓾千住問屋場及び貫目改所跡 ここの写真失念しましたねん、えらすんません。…

千住宿ひと巡り

おもしろき こともある世を おもしろく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 千住宿ひと巡り(1) 12月の平成お徒隊の徒歩きは千住宿。 ”北千住といふ所にて電車を降りれば、前途二里半の思ひ胸に湧き立ちて、幻の江戸の巷に好…

奥多摩で返り討ち2

立川の仇を奥多摩で討つべく奥多摩駅までやってきた・・・どころの騒ぎじゃない 台風19号のため、数馬狭(白丸ダム)の遊歩道(大多摩トレイル)がすべてずたずたに寸断されてしまったらしく、目論みは大外れのパ~となった。結局、鳩ノ巣渓谷まで車ぶんぶん…

奥多摩で返り討ち1

忘日、立川での人工紅葉の仇を奥多摩で討べく勇躍乗り込んできたのが九時半ころ。 乗り込んではみたものの、なんだか奥多摩は茶色い。さらに茶色はほんの一部だけで、大部分は杉の緑、しかも青々として元気よく、さあ~て、もう間もなく花粉の季節だゾ、ヒヒ…

モミジ色付く

せっかく紅葉の季節だから奥多摩へ見に行こう。 ・・・と思ったら、立川の昭和記念公園に来ていた。驚くべし! 奥多摩はどうした? 実は、目覚めた時点でいやらしき曇り空、あまつさえ予報は、もしかするとちびッと降るかもしれない、と。時雨るるやの奥多摩…

晩秋の野道

忘日、秋が深まったから八高線の里道を歩いてみようと思う。 八高線の、というより川越へ行く電車が高麗川に着き、これより先の明覚駅まで八高線のぼろディーゼルカーに乗り継ごうとしたら、驚くべし、どこやらが復旧工事のため間引き運転だという。更に驚く…

多摩川あっちこっち

忘日の土曜、日曜 若い先生方のレクチャーを受ける。 題して「多摩、水とくらし」。先生方はいずれもチャキチャキの30歳台、一人はお墓案内人、また一人は水質検査人、してまた一人はお祭り追及人。異分野の先生方が、多摩川の岸辺を巡ってそれぞれの分野の…

水道みちを歩く

忘日、村山貯水池から境浄水場までおおよそ10㎞を歩こうと思った。 この道路の下には水道管が埋まっている。水道みちだからほぼ真っすぐで、日寄ったり拗ねたりしていない。正式名称は「東京都道253号保谷狭山自然公園自転車道線」、お経の如く長い名前で到…

空掘川を歩く

忘日、空堀川を歩いてみることにした。 先日は秩父の地層を見るため、あっちゃこっちゃ車で駆け回ったので今回は是が非でも歩かなくてはならない。ちなみに秩父地方は、山波帯とか秩父帯とか四万十帯とかの付加体があって、それが何百万年の間にどうとかこう…

五日市憲法草案の地

忘日、「五日市憲法草案ゆかりの地」を歩いてみようと思った。 明治憲法が制定されるにあたって各地に自由民権の機運が高まり、多摩の五日市にもその運動が存在した。その運動は、五日市の豪農、深澤家の長男権八と、宮城県生まれでたまたま五日市の「勧農学…

さんぽ③

忘日、平成お徒隊9月分の下見。 このくそ暑い時期なので、みんなからブーイングされ同行者なし。曰く、こんな時に表を歩くは自殺行為である、下見なしでやるべし、曰く、私しゃ嫌だけど勝手にやればあ、曰く、死んでも誰あ~れも褒めないよ、等々。 ブーイン…

さんぽ②

忘日ふと、谷地を歩いてみようと思った。 谷地とは、「丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形である。また、そのような地形を利用した農業とそれに付随する生態系を指すこともある。谷戸などとも呼ばれ、主に東日本(関東地方・東北地方)の丘陵地で多く見…

これいかに?

脳みその中にだけにある何者かは、なるべく書かないようにしようと思う。 のだけれど、脳みその外側に関することが毎日去来するわけでもないから、やむを得なければ即ち仕方がない、場合もある。そんなときは脳みその中だけ由来のことでも書くしかない。 そ…

さんぽ①

忘日、空に隙間ができたので散歩。 とりあえず、多摩川の土手を歩く。両側の草むらには赤爪草がびっしり、今がちょうど旬なのか? でもこの花、10月ごろまでさいているイメージがあるけれど、花期がそんなに長いのかなあ、分からん! 今の時期、花がない季…

がんばれ、オヤジ

忘日も、忘々日も、そして忘々々日も梅雨空、仕方がないからネット逍遥。 ネット上のブログの数に、まあ驚く。どれほどの数なのか想像もつかないけれど、地上の人の数より多くはないだろうとは、ようやく想像できる。ブログを書き、コメントしあい、時に意気…

年中行事

ウェブサイトより拝借 忘日、「紫蘇の葉を毟って大小に分類せしめよ! 」と大本営命令が下った。 老後のこころを安らかに過ごすべく大本営命令には何があっても服従である。もしもこの命令に反した場合、たちまちにして大紛争勃発、以後数日、目も当てられぬ…

あれこれ五日市街道

だいぶ前の忘日、平成お徒隊、「五日市街道でも歩いてみっか」の日。 10時、丸ノ内線・東高円寺駅集合。天気よし、だが死ぬほど暑くならなければいいが。昔はとんと聞かなかった熱中症なるものが怖い、現代はなにごとも熱中してはいけない。すべからく程々、…

トロッコの俤

梅雨空だからと言って、部屋の中で食っちゃ寝のぐだぐだをしているといくない。 腹は出るは体にカビが生えるは気分も鬱陶しいは、う~~む・・・よっこらしょ、一発狭山丘陵でも歩いてくっか。で、モノレール北の終点武蔵村山市、上北台駅で降車。ここからう…

越後信州駆巡ー帰るー

12時ころ、糸魚川市役所をゆるりと出発、これより千国街道(R148)を南下する。 R148に入るとまず最初は姫川を中にして左右遠く青葉若葉の山並みが続き、とても開放的な気分になる。が、やがて少しづつ左右の山並みが近づいてきてぴたりと挟まれ、姫川が渓谷…

越後信州駆巡ー糸魚川までー

忘日、良寛の里、道の駅「天領出雲崎時代館」を8時過ぎ出発、海側の道を西へ走る。 とりあえず目指すは糸魚川、なぜと言えば千国街道(R148)の谷筋を見てみたい。ただそれだけのために延々西走、しかしながら右窓に広がる日本海は青くたおやかに輝き初夏の…

越後信州駆巡ー出雲崎ー

忘日、十日町にて早朝に目が覚めた。エラク寒い。 寒いから朝飯を食ったとです。ナビゲーションを出雲崎にセットし、出発するとです。運転は一応するけれど、どこをどう通るのか分かりましぇん、機械にただ使われるだけですたい。十日町よさらば、また来るこ…

越後信州駆巡ー十日町の夜ー

忘日、八海山の麓の里で遊んでいたら夕方になってしまった。 最初のもくろみでは今日中に出雲崎を経て柏崎へ行く予定であったが、朝の出発が2時間ばかり遅れたとは言え、それはなんぼなんでも無謀というものだった。ここらで潔く観念せずばなるまい。それに…

越後信州駆巡ー塩沢ー

忘日、早朝に無理して起きてみたが雨がしょぼしょぼ降っている。 あまつさえ昨夜は寝酒などきこし召して寝たのに眠れず、まだ酔(え)っている感じがする。ええ~いままよ、めんどくせえ寝てしまえ。で、今度起きてみたら7時、では出かけてみよう。 今度の旅…

越後信州駆巡ー八海山ー

忘日、八海山の麓の里道を歩く。 午前中に多摩から南魚沼の塩沢まですっ飛んできて、そのあとここへ来た。早朝に家を出ようと思ったら雨が降っていて、その上寝不足でぼんやりしていて、出発を遅らせたからここについたらお昼をだいぶ過ぎた。 ここまで来た…

民俗とくらしにつき教えを受けしこと 2

さて、翌日10時、京王線府中駅前、けやき並木集合。 前日に顔見知りだからお互いに少し話をする。こういうとき、男女は歴然として態度が違う。女性は何のわだかまりもなく打ち解けあうが、男どもはまるでダメ、ぶんむくれたように黙り込んでいる。 けやき通…

民俗とくらしにつき教えを受けしこと 1

忘日、「武蔵国の民族とくらし」について教えてあげるよ、というので参加した。 教えてくれるのは、まあ私どもの半分ほどの年齢の先生方4人、一人は農村社会研究、一人はお祭り芸能研究、さらに一人はお墓研究、そして一人は民俗学諸々、の新進気鋭(だと思…

暑さの初夏は

忘日、今日は平成お徒隊の日、10:00 西武線花小金井駅に16名集合。 ここから小平市を東西に貫く青梅街道をたどり、江戸時代に開かれた小川村、その他武蔵野新田をいささかながら偲んでみようという魂胆、だけれどうまくいくかどうか。われ等がお徒隊も年々…

街道にて候

忘日、6月にお徒隊で行く予定の五日市街道を下見。Ⅰ氏の案内。 5月にしては吹く風が冷たいが、街中を歩くにあに支障あるべき、ということで地下鉄東高円寺駅にてⅠ氏と落ち合う。駅前にある「蚕糸の森公園」なる清潔できれいな公園を瞥見ののち妙法寺というお…

比企丘陵の風

忘日、天気はいいし、暇だし、生越に行く。 いつもどこへ行こうかと思案する。できれば歩いたことがない面白いところがいい。と思うが、地図をぼんやり眺めてもちっとも分からない。また、面白くても人が多いところはご免こうむりたい。 そんなわけでちっと…