doniti 日誌

( おもしろき こともある世を おもしろく)

2020-01-01から1年間の記事一覧

道端にて

このご時世でも、散歩だけはしている。 家の中で自粛といっても、自ずから限度があり、そうそう言う通りにはいかない。 で、近所の散歩には出かける、のだが、道を歩いていてマスクをしていないと、すごい目つきで睨まれる。この目が怖いから止むなく家に籠…

八高線・再び(拝島~金子)

八高線のみぎひだり 脚のむくまま気の向くままに 烏が鳴いたら帰ろかな ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 八高線沿線の鄙びた風景が好きで、今まで何度も沿線沿いのあちらこちらを、ほっつき歩いた。でも今…

花も若葉も

遠くに見え隠れする丘陵の頂が何だかもわもわしている。はや若葉!? 忘日、もわもわに誘われて滝山城址へ。 多摩川の橋から眺めると、城址へ続く尾根道を持つ丘陵は、若葉の萌黄色と桜の白となにかの赤茶色と混じり合って、湧き出すように溢れていた。例年…

寝ながら考える

エライ人たちが「どこへも行くな!」というから、退屈だ。 それで、ネットニュースなどを寝ぼけ眼で見ている、という按排。だけどそのうち、なんか変だなあ! と思い始めた。 国のエライ人も東京のエライ人も、「外出するんじゃあねえ、おとなしくしてろ!」…

立川崖線を探せ④

さて、立川崖線を探すのも今回が最後、ゆるゆるといきたい。 ここまでのところ、立川崖線はおおむね見つけられたし、そこを歩いていても楽しかった。だが、だからどうした? といわれるのは困る。こんなもの、どうするもこうするもない。年寄りの暇つぶしで…

立川崖線を探せ③

前回は分倍河原駅まで歩いたので、今回はその続き。 忘日、今日もまた春を欺くぽかぽか陽気、寒い日は家の中で震えていて、温とい日だけ這いだして歩くを身上とする(虫だ)。電車はともかく空いていた。家の中に閉じこもってトイレットペーパーを買い占める…

立川崖線を探せ②

立川崖線を探しながら谷保駅前で昼飯にし、蕎麦を啜りながら一杯引っ掛けた。 なので頭の中に、ちょうど今日のような柔らかな春霞が棚引いて大変いい気持である。崖線に沿って南部線脇を歩くと、ぽかぽかと背中に陽が射して、微風が頬をなでて、蕩けてしまい…

立川崖線を探せ①

立川崖線(府中崖線ともいうらしい)を歩いてみようと思う。 しかし普通の地図じゃあ、崖線が表示されていない。しょうことなしに、ネットで検索して比較的解り易い地図をお借りし、ちょっと加工した。しかしこれだと、普通の地図のような道路、地名、建物名…

品川宿あちらこちら

冷たい北風は凪いだが底冷えがするような忘日、平成お徒隊品川駅に集合。 江戸四宿のうち、板橋、北千住の宿場を回ったからには、品川宿だって行かねばならぬ、ということで総勢14名の爺さん婆さんが寒さに縮かんで、よろよろと品川駅まで出てきた。ご苦労さ…

ろうばいでろうばい

正月太りの解消を目指して、いざ散歩に行くべし。 一年で一番寒い時期の、春を欺くが如き晴天、温くぬくの日。 今はやっぱり蝋梅かな、てなわけで府中郷土の森博物館目指して、のそのそと。 分倍河原駅前にて新田義貞の出迎えを受ける。うむ、くるしゅうない…

季節感喪失だが

お正月は瞬く間にどこかへ消えていった。 小正月と言われていたものも、なにやらもそもそ姿も見せずどこかへいった。 子供のころ、これから寒くなる一方だし雪も降るというのに、 「新春」だとか言って、梅の花など書いてあるのにイタク違和感をもった。 梅…