doniti 日誌

( おもしろき こともある世を おもしろく)

2019-01-01から1年間の記事一覧

緑陰長閑

忘日、急に思い立って名栗村へ行く。 このあと数日雨予報なので、曇り空だが今日は貴重。てなわけで車で青梅の山奥に分け入って概ね1時間、名栗村到着。名栗川(入間川上流)の両脇に開けた狭い段丘の村。途中、青梅成木のミツバツツジは散り終わっていて残…

いちだんらく

次々と花が咲き散り、また咲いて散ってここで一段落したように思う。 毎年のことながら、この間はなにやらふわふわし、急がされているようで落ち着かず、しまいにはなんだか憂鬱な気分になってしまう。こころはあと何回? と残りを思っているのかなあ。 かと…

目に若葉(2)

青梅駅から旧青梅街道を西へ歩き始めて、多摩川河畔の「日向和田臨川庭園」にいる。 現在の青梅街道からだいぶ離れた川沿いの細道に入り、周りは若葉々々の洪水、その中でこの日本式庭園も刈り込まれた躑躅、赤い紅葉の若葉、いくつかの喬木に緑が溢れている…

目に若葉(1)

若葉の季節・・・とくればやはり青梅だよな、と思う ってなわけで10時ころ青梅駅に茫洋とした顔で降りた。この街はここから西の山に向かう町筋が多摩川と丘陵に挟まれた狭くて長い段丘の上にあり、その中を青梅街道が東西に貫いている。それはまた江戸時代か…

あてなく彷徨せしこと 2

稲城市の丘陵地を当てなく彷徨っていて「ありがたや墓石群」に圧倒された。 累々と重なり並ぶ、苔むし摩滅し崩壊しつつある何百何千としれぬ、墓石、石仏にがつんと頭を殴られた。一説では数は4千基あるそうだ。これだけのものを終戦まじかな時期に駒込あた…

あてなく彷徨せしこと

多摩の南部に稲城市という街がある。 どういうわけか自分にとっては馴染みが薄い。多摩川を南側へ越えた先にあるので行く機会がないのかもしれないが、よく考えてみればそこへ行く便利な交通機関がないことが大きいと思う。 東京の交通機関は、ひたすら都心…

お徒隊さんぽ

平成お徒隊、今回は北多摩を徘徊。 武蔵野線・東所沢駅なる有名でない駅前に集合したのは10名、のんびりしたような顔をそろえた。いずれ劣らぬ駄馬なれど”武蔵野の花を横切る駄馬の列”みたいに駅から南下して大きな街道を突っ切ればすでにして広大な畑となっ…

桜散り雪が舞う

(画像は関係ないけど) 桜が名残を惜しんではらはらと散る上から、恐ろしく大きなボタン雪が落ちてきた。 まさかとは思ったけれど、人の思わくなんてどこ吹く風、構わず降ってきた。 関東で4月の雪、あまり聞いたことがない。 雪はひと時で終わって、そのあ…

さんぽ

午前中の曇天がだんだん晴れて陽が差してきたので午後から出かけた。 このところ寒さがぶり返して花曇りなどとテレビが言っているが、すこし風があるものの思ったほど寒くはない。毎年桜のころはひどく寒い時があるので、これで平年並みなのだろう。 多摩川…

下見のために下見

忘日、平成お徒隊の5月コースの下見に行く。 構想は8割がたできているのだが、資料にはめ込む写真がない、というより前歩いた時の写真がどこかに格納してあるはずだけれど、季節が違うだろうし、探すのも厄介だし、面倒くせえから歩きに行って写真を撮ってく…

できるかな? 用件4つ

以前書いていたブログをほっぽらかしていたら、動かなくなったので改めてまた始めてみた。 で、当面デザインを変えたり設定をいじったりして、落ち着くまで少し時間がかかりそうだが、ま、こんなもの誰も読んじゃあいないと思うので、いろいろいじり回すのも…

烏の勘公失望せしこと

家の周りの空をときどき烏が飛んでいることがある。 そうして電柱にとまって人を馬鹿にしたような顔で下を見ている。その電柱の一本にはトランスが据えてあってトランスの上に長い腕木が出っ張っている。またその腕木の上にも複雑な腕木が組み込まれていて、…

会話

・結局は他人事なんだよなあ、なんでだろ。 *ん、ま、誰かがやるんだろうから任せておけばいいや、と考えているんじゃないか? ・もっと親身になってもらう方法はないものかね。 *何か役割を強制すればいいんだろうけど、強制すれば辞めちゃうしなあ。 ・・…

下見

忘日、平成お徒隊4月分の下見のため、清瀬あたりを徘徊してきた。 柳瀬川を渡って清瀬市に入る。畑が意外なほど残されていて、車の少ない細道もあり、のんびりしていて大変いい。畑に紅梅が咲いて河津桜も咲きおまけに夏みかんがぶら下がっている。はるだな…

春光

平成御徒隊は冬眠から覚めて久しぶりの散歩。 某日、京王線南大沢駅に集合は12名。「絹の道(浜街道)」を歩く予定。 この道は、多摩丘陵の谷戸や尾根の中に細々と残るその昔生糸を運んだ道。これを企画したのは、古道に詳しいs女史、今日はガイドしてもら…